色移りのおはなし その2

投稿者 : 仔ドラ on

はい、というわけで続きだよー!
その2で終わればいいな、とは思うんですが、書きたいこととか頭の中でまとめるとなんかその3まで延びるような気がしないでもない。
これでもできるだけコンパクトにまとめておるつもりなのだが……(´・ω・`)

という事で、前回に引き続き今回も色移りに関するおはなしを纏めていこうと思います。
あくまで続きなので、恒例になりつつあるかもしれない開幕のネタは今回は無し!
その1では基本知識と、衣類の観点から出来る防止策をまとめたので、その2はドール側の観点から……。




そんなわけで、衣類側から出来るアプローチはその1でまとめたような感じです。
あちらでも書いたように、現状では完全に色移りを防止する手段は確立されていません。
が、可能な限り色移りを防ぐために、引き続き一般的な対処法や疑問点。理論に基づく対処方を纏めていこうと思います。


【色移りの知識:防止編(ドール側)】
ちなみに、ドール側。と銘打っていますが、TPEやシリコンといった素材を問わず色移りは起きます。何なら、ソフビやぬい系での色移りも聞いたことがあります。
とはいえ、ソフビ素材を使ったラブドールはお迎えしてる方がそう多くないでしょうし、ぬい系はそもそも超レアケースです。
なので、この項目では主にTPE製、及びシリコン製ラブドールに対する対処法を纏めていこうともいます。

・とりあえず手っ取り早い防止策は?
一言でいうなら『色物を肌に触れさせない事』です。当たらなければどうという事はない!と某仮面の赤い人も言ってます。
『触れさせずにどうやって着せるねん、とんちか(´・ω・`)』
一番シンプルな方法は、『白のインナーを着せる』という方法。長袖の衣装を着せるなら長袖の。半袖なら半袖の。衣装に合わせたインナーを着せてあげましょう。
ただしこの方法、基本的にはトップスへの対策であり、ボトムス(装甲騎兵じゃないよ)には別の対処が必要です。
ボトムスの色移り対策に一番手っ取り早いのは、ストッキングやタイツを履かせることです。色合いは肌色や白色など、お迎えしてるドールに合わせてあげてくださいね。
『黒スト派なんだけど……』
という方は、出来るだけ国内メーカーの品を選びましょう。国内メーカーさんの一般的に売られてるカラーの物なら、(ほとんど)色移りの話は聞きません。
とはいえ絶対大丈夫というわけではないので、心配なら肌色の上から二重で履かせましょう。透け具合とかが気になるかもしれませんが、色移りよりマシだと思います。想像力でカバーしてあげてください。
ただし、インナーやストッキングがあれば万全か?というとそうではありません。
トップスの場合、袖の部分や首元など、衣装の形状や長さ次第ではカバーしきれない部分がどうしても出てきます。
ボトムスに関しても、衣装によっては『ストッキングを貫通して色移りした』なんていう恐ろしい報告も……(;゚Д゚)
あくまで手っ取り早くできる方法なので、危険が常に付きまとうのは忘れないようにしてください。

・手間がかかってもいい、他に手はないのか!
要:裁縫スキル
という注釈は付きますが、『白い裏地を縫い付ける』という方法があります。ちなみに仔ドラはそこまでの技術はありません。
詳しい人にお話を伺いましたが曰く『慣れれば表地を縫うより簡単だよ』だそうです。すごい。
ちなみに、この方法はインナーを着せるよりもより確実に防止できます。裏地を貫通しない限りは。
手間のかかる方法ではありますが、一度やってしまえばその衣装はかなり安心して着せる事が出来るようになります。スキルのある方はぜひお試しください。
……絶対防げる、ってわけじゃないんだからね!か、勘違いしないでよね!ξ゚⊿゚)ξ


・布の加工とか以外で気にする所は?
色移りが起きる要因の一つとして『圧力』と『擦過』があります。二つじゃねぇかとか言わないでね!
まず圧力の方から解説。
例えば、ドールに衣装を着せて座り姿勢で撮影や保管を行った場合。こういう時は、おしりや太ももの裏(もたれている場合は背中も)が一番の危険ポイントです。
なぜか?というと、ドールの重量がその二点に集中し、圧力がかかっている状態。つまり、内部のオイルが外に染み出しやすい状態になります。
よって、圧力のかかっている部分は色移り危険地帯、という事になるわけです。
ちなみに、この理論を用いて怪しいお洋服の色移りテストを行うことも可能です。
方法はいたって簡単。怪しいお洋服をしばらく、ドールさんに踏んでおいてもらいます。ご褒美的な意味じゃないよ!
立ち姿勢の状態だと、一番圧が掛かるのは足の裏。なので、足の下に置く事である程度のテストが行えます。
難点としては、まず自立オプションを付けておかないと試せない事と、足の裏という目立ちにくい位置とはいえ、色移りが起きてしまうかもしれない事、でしょうか。
では、次は擦過についての解説。
擦過、つまり『衣服などがドールに擦れた時に色移りする』という現象はよく耳にしますし、体験されたオーナー様も多いと思います。
ではなぜこんなことが起きるのか?
……………(´・ω・`)
…………………(;´・ω・`)
えー。色々調査して参考になりそうな資料なども読み漁ってみましたが、明確な原因は特定できませんでしたので、以下仔ドラの仮説です。
仔ドラの知る限り、擦過による色移りはTPEドールで特に起きやすいと解釈しています(シリコンで起きないわけではない)
以前の素材の記事で書いた通り、TPEという素材は擦れなどのダメージに弱い(傷つきやすい)という難点があります。
なので、衣服が擦れた時に目に見えない微細な傷が付き染料が浸透しやすくなった。あるいはすでに衣服に染み込んで染料化していたオイルが、擦れた時に塗りつけられてしまったからではないか、と考えています。
まぁ具体的な理論は不明ですが、擦れによる色移りも十分注意したいところです。

・意外な色移りがあるって聞いたけど……?
そう、あるのですよ。色移りと言えばだいたいの人が衣服からの色移りを想像すると思いますが……。
意外なものがこちら。『ウィッグ』。
ウィッグからの色移り、と言っても、髪の色がドールに移るわけではありません。このブログを読んでいて、ウィッグがお手元にある方はくるりと裏返してみてください。
ウィッグの裏側には、頭部に接触する部分がネット状になっています。これが肌色や白などの場合は大丈夫ですが……。黒などの濃い色は要注意。このネットの色が、ドールの頭部に色移りする可能性があります。
意外な盲点ですが、これは比較的簡単に防ぐ方法があります。要は頭をカバーすればいいので……。
サランラップを 巻きましょう !
いやホントに、冗談抜きで。ドールの頭にサランラップを巻いて保護してあげれば、ウィッグネットからの色移りはほぼ防げます。
『さすがにラップとかちょっと……(;´∀`)』
という方は、白い水泳帽を被せてあげましょう。某大型均一ショップのDAIS〇でも売ってます。便利です。
小技として、水泳帽とウィッグにマジックテープを付けてあげればウィッグの固定力も上がり、ドールと激しい運動(意味深)をしてもウィグが落ちにくくなります。
ちなみに、ラップや水泳帽でカバーしても、耳の上部などがアジャスターに擦れて色移りする事もあるので、注意してくださいね!

・ドールのお手入れとかしっかりすれば色移りしない?
んーむ………(´・ω・`)
色移りのメカニズムを加味すると、ベビーパウダーなどでしっかりお手入れして、オイルブリードの発生を抑えれば危険性は下がると思います。
とはいえ、あくまで理論上は危険性が下がる、というだけであって、完全に防げるわけではありません。
対策の一つとしては使えると思いますが、過信はダメ、絶対。


さて、ここまで二記事に渡って色移りへの知識などを皆様にお伝えしてきました。
きましたが、最後に悲しくも知っておかなくてはいけない現実を纏めておきます。

【色移りの知識:まとめ】

似たようなことをすでに何度か書いてますが、まず結論から。
色の濃さや素材にかかわらず、現代の技術では色移りを完全に防ぐ方法はありません。
『ぇ……(;゚Д゚)』
ってなる人も多いと思いますが、これが現実です。
こちらも一部、重複した内容になりますが、まず色移りの原因はオイルブリードです。
このオイルブリードは、不揮発性。つまり自然乾燥しない性質なので、一度衣服に付着してしまうと少しづつ染料を溶かしていきます。
つまり:ドールに服を着せる→ブリードが付着する→脱がした後もブリードが消えない→どんどん色素が溶け出す→色のついたブリードが服に付いた状態になる→この間大丈夫だったしーと油断してもう一度着せる→色移りが発生→理不尽!(;゚Д゚)
なんてことも起きるわけです。りふじん(´・ω・`)

防ぐための方法は主に三つ。
・白や生成り(素材そのものの色合い)といった、一切染色されていない衣服を着せる(色の移りようがない)
・ドールと衣服の間にインナーを一枚噛ませる(オイルブリードを衣服に付着させない)
・ブリードが服に付着した、ないしは疑いのある時は油分が完全に落ちるまで洗濯する(理不尽防止)

この三つを徹底していれば、大抵の色移りを防止する事が出来ます。
最初に結論としても書きましたが、染色された衣装を着せる以上、色移りの危険は常に付きまといます。
とはいえ、いつも白色しか着せないのは魅力半減だと思います。色んな着せ替えを楽しめるのもラブドールの魅力だしね!ももプリみたいなアニメドールとか特にね!!
なので、色移りは起きるもの。その危険をいかに減らしてドールと付き合っていくか、というのも一つの楽しみ方ではないでしょうか?と思う仔ドラ。
ドールの為なら裏地を縫い付ける裁縫スキルを磨くのも苦にはならない…?仔ドラは不器用だからやりませんが。

最後になりますが、万が一色移りしてしまった場合の治療方法も、仔ドラは知識としていくつか持っています。
このあたりも、おいおい記事としてまとめていこうと思うので、絶望に飲まれて深淵の中で新たな力に目覚めて闇落ちしたりしないでくださいね!

今回も4000字を超えた……色移りネタだけで8000字とか……(;゚Д゚)
あ、そんなわけで。次回作にもぜひご期待くださいませ(´・ω・`)ノシ~

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