ウィッグカットのおはなし:道具とブロッキング編

投稿者 : 仔ドラ on

どらぴょい!どらぴょい!(「゚Д゚)「


軍艦とか刀とか競走馬の擬人化が流行るならドラゴンの擬人化も流行れと思う仔ドラさんですこんにちは(「゚Д゚)「

前回の記事の最後でチラッと漏らしてましたが、先日ドールのウィッグカットについて悩んでる方を見かけたので、今回はウィッグサロン仔ドラの店主である仔ドラさんがウィッグカットに関して解説したいと思います(「゚Д゚)「
なお、今回は用意する道具類や使い方、カット前の下準備の記事となります。
一枚でまとめるつもりでしたが、思ったより長くなってしまったので、具体的な切り方などは次回。
実践編は次々回以降に纏めようと思います(´・ω・`)



というわけで、早速準備た道具類から順に解説していきます。

・ウィッグ

まずこれがないと始まらない(「゚Д゚)「
ちなみに、今回用意したのは身元不明のどこかの工場のウィッグです。
かれこれ一年ぐらい仔ドラさんのデスクに放置されてました( ゚Д゚)

・ウィッグスタンド(発泡スチロール製)

某百円均一のDAIS〇で300円で買いました(「゚Д゚)「
普通の据え置き型のスタンドやドールのヘッドをそのまま使ってもいいですが、万が一を考えるとこれが一番おススメです。

・押しピン(関東圏の呼び方に準拠)

これはスチロール製のスタンドを使う場合に重宝します。据え置き型やヘッドを使う人はなくて大丈夫です。
ちなみに、関東ではこれを押しピンと呼びますが、関西では画鋲のことを押しピンと呼ぶ人もいて東西で会話するとややこしいことがあるので注意しましょう( ゚Д゚)

・ハサミ(普通のと梳きバサミ)

手刀とか指パッチンで髪を切れる人は用意しなくても大丈夫です(「゚Д゚)「
今回はカット用のハサミを用意しています。
百均などでも売ってますが、脆くてほぼ使い捨てに近い品質なので、仔ドラさん的には2本で2~3000円ぐらいの物を用意するのをお勧めします。
また、工作用のハサミでも代用できますが、切り口が男前になるのであまりおススメしません。

Q.梳きバサミ買おうと思ったら梳き率とかいう謎の数字あったんだけどこれ何?(´・ω・`)

A.梳き率とは一回切った時にどのぐらいの毛が切れるかを示しています(「゚Д゚)「
具体的には、梳きバサミには15%~70%までの梳き率が設定されています。これはハサミで一回チョキンとやった時に、何%の毛が切れるか、という数字です。
普通のハサミだと、全部の毛が切れるので梳き率100%となります。
数字の大きいものは一度で切れる量が多いのでプロの美容師さんなどが愛用していますが、初心者さんは失敗したときに泣かないように少な目を選ぶ方が無難だと仔ドラさんは思います(´・ω・`)


・コーム

じゃぱにーずに訳すと櫛です(「゚Д゚)「
ウィッグのお手入れにはブラシを使う方が多いと思いますが、カットするときは小回りの利くコームの方が圧倒的に楽です。
これは仔ドラさんが用意した物のように粗さを使い分けられるものでも、普通のでもなんでも大丈夫です。

・ダッカールピン

要は髪を止めるピンです(「゚Д゚)「
これは後述のブロッキングなどに使います。ヘアゴムでも代用できますが、縛る時に毛先が絡んだりする恐れがあるのでこちらがおススメ。
毛量の多いウィッグは一本で止められない場合もあるので、数は多めに用意するのが吉です。
※仔ドラさんは使い分けのためにサイズ違いで用意しています


では道具の紹介を終えたので、早速カットを……の前に、ハサミの使い方からご紹介します(「゚Д゚)「

カット用のハサミはこのように、第一指と第四指を穴に通し、残りの指はハサミを固定するのに使います。
で、実際にカットするときはこんな感じで……

第四指側を固定し、第一指側だけを動かしてカットします
こうする事で、写真赤線のラインが水平のまま固定されて切る事が出来るので、まっすぐ切る事が出来るのです。
なお、工作バサミだと両方動いてしまうので男前な切り口になります(´・ω・`)

さて、実際に試してみた人はこう思ったことでしょう。
指攣りそう(;゚Д゚)
はい、慣れるまではぶっちゃけ攣りそうになると思います(´・ω・`)
練習すればサクサク動かせるようになりますが、つらい人は持ち方を多少変えてもいいと思います。
自分が怪我をしないやり方が一番大事です(´・ω・`)


というわけで、ハサミの使い方は解説したので早速カットに移ろうと思います。

新手の針治療じゃないよ!(「゚Д゚)「
スタンドにウィッグを被せるわけですが、カット中にズレたりするととても困るので、このように押しピンで固定しています。
仔ドラさんがスチロール製のスタンドをおススメする大きな理由がこれです。

さて、ウィッグを固定出来たら今度はカットに移るわけですが。
失敗したらどうしよう……(´・ω・`)
と心配になってしまう方がとても多いと思います。
もちろん、失敗も含めて練習なわけですが、失敗してもダメージを出来るだけ少なくする方法があります。

それが『ブロッキング』と呼ばれる技術です。
ブロッケンJr.とは無関係です(「゚Д゚)「<ベルリンノアカイアメ!
ちなみに仔ドラさんはハンブルグの黒い霧ももっと有名になるべきだと思います(´・ω・`)


さて、ブロッキングとはその名の通り、毛をいくつかのブロックに分けてまとめる手法のことです。
これは普通のヘアカットでもよく使われますが、今回はウィッグ向きのブロッキングをご紹介します。

ウィッグカットでよく使われるブロッキングは、3ブロック、5ブロック、8ブロックの三つに分ける方法ですが、今回は3と5をやってみようと思います。
8はめんどいねん……(´・ω・`)

まず3ブロック方式こちら。

前髪、横から後ろの髪の上段、下段の三つに分けます。

前髪ブロックの目安としてはこちらの写真をご覧ください。
※わかりやすいように毛量の多いウィッグを採用しています

このように、頭頂部から左右の目じりへの三角形を描くラインが前髪ブロックの仕分け目安となります。

続いて前髪以外を上下に分離します。

撮影用に片手で作業してる都合上、若干細かい毛が残っていますが、赤線から上に生えてる毛を上段としてまとめます。
残った下段の毛はこの後切るので束ねずにそのままにしておきます。

これが3ブロック方式です。
メリットとしては簡単に分けられるのですぐに作業に取り掛かれること。
デメリットはブロック分けが大雑把なので、事故ったときの被害が大きいことです(´・ω・`)


続いて5ブロック方式をご紹介。

これは前髪、後ろ髪の上下は3ブロック方式と同じですが、これに左右のブロックを加える方法です。
ちなみに前髪ブロックの目安は3ブロックと同じなので割愛します(´・ω・`)

左右の毛のブロックをどうやって作るのかは、こちらの写真をどうぞ。
※こちらも毛量の多いウィッグで撮影しています。

このように、もみあげから耳の後ろまでの髪を1ブロックとしてまとめます。
もみあげがどこかわかりにくい場合は前髪ブロックして余ったところからまとめます(´・ω・`)
左右は上下に割らずに、そのまま1ブロックとしてまとめてください。

左右のブロックを作ったら、残った後ろの髪を3ブロックの時と同じように上下に分けてまとめます。

こちらも3ブロック方式同様、後ろの下段から切っていくのでそのブロックは纏めません。

この5ブロック方式のメリットは8ブロックより楽にできて3ブロックより安全な事です。
デメリットは8ブロックより失敗したときの被害が大きいこと。
まぁちょうど中間ですね(´・ω・`)

なお、8ブロックは面倒なので文章だけでサラッと紹介します。
前、左右、後ろを上下の5つに分ける5ブロック方式にさらに3つのブロックを加えるわけですが、具体的にはこうします。
・左右の髪を上下に分割して、左側上段、左側下段、右側上段、右側下段の4つに分ける
・後ろの髪を上、中、下段の3ブロックに増やす
こんな感じで増やします。文章だけだとわかりにくいね!( ゚Д゚)
要は左右の髪と後ろの髪をさらに細かく分けてまとめるわけです。


さて、最初に書いた通り、ここまでですでに結構な情報量になってしまったので、本記事は一旦ここまでとしようと思います(´・ω・`)
次回は実際にどのようにカットするのか、ブロッキングがどのような効果を生むのかという基本的な部分を纏めようと思います。


実践編?次々回以降かな!(「゚Д゚)「

2件のコメント


  • >めなぞ~る♪ 様

    お店によっては帽子を乗せる台替わりにされてて、一見売り物に見えないこともあるから注意やで……(´・ω・`)

    仔ドラ on

  • とりあえずダイソーでウィッグスタンド買ってきますε=ε=ε=(┌  ̄_)┘

    めなぞ~る♪ on

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