1 はじめに
大切なパートナーであるラブドールの姿を写真に残しておきたいと思う方もたくさんいると思います。ラブドールの撮影方法自体は、人間の場合とあまり変わりません。スマホで撮影するのもいいですし、一眼レフを使って本格的にドールの姿を写真として残しておくのもいいでしょう。
ただ、その際には、ドールにポーズをとってもらう必要があります。
ポージングの際、ドールの手足を動かす手順をちゃんと理解しているとスムーズに撮影できます。逆に、よくわからないまま、力任せにポージングを行ってしまうと、ドールを破損・損傷してしまうことになりかねません。そこで、このブログでは、ポージングについて紹介していきたいと思います。
2 視線の動かし方について
撮影する際にまず、大切なのが「視線」です。「目は口ほどに物を言う」といいますように、ドールの視線は、彼女を美しく見せる重要なポイントとなります。
準備していただくものとしては、ドールの眼球を動かすための直径20mmほどの吸盤と、太さ2mmのアルミ棒です。
視線の動かし方としましては、まず、ドールのまぶたを上下に開きます。そして、眼球を吸盤で固定します。その際、吸盤にまつげを巻き込まないように気を付けてください。次に、吸盤をアルミ棒でそっと押し、向けたい方向に視線を移動させます。
3 脚関節の動かし方について
次に脚関節の動かし方です。ドールに立ってもらったり、座ってもらったりする際に必要な手順ですので、ぜひ、マスターしてください。
まず、ドールを寝かせた状態にし、股関節の部分を押さえます。そして、足首をもって、足を持ち上げると股関節から曲がります。
次に、膝を曲げる場合、膝の裏に手を当てて曲げるとスムーズに曲がります。
反対に伸ばすときは、膝小僧に手を当てて静かに伸ばすと、スムーズにいきます。
4 肩の動かし方について
肩は、腕をもってそのまま上げると、水平の位置でとまります。そこから、軽く肩に手を当てて押し上げると、さらに腕を上げることができます。
※一部の骨格には対応していません。
5 腕の動かし方について
腕は、肩、肘、手首の順に動かしてください。ポージングをつけやすいよう多少硬めに設定してありますから、ゆっくりと動かしてください。
6 正座させるときの動かし方について
まず、足首を伸ばした状態にしてください。
次に、膝を半分くらい折り曲げたところで、横を向かせてください。
横にした状態でさらに深く膝を曲げることで正座させることができます。
※一部の骨格しか対応していません。
7 指の動かし方について
ドールの指には1本1本ワイヤーが入っていますのでかなり細かく動かすことができます。
ただ、動かした後は、必ず元に戻してください。曲がったままの状態ですと、皮膚に力がかかって避ける原因となります。
8 終わりに
いかがだったでしょうか。この記事がドールにいろんなポーズをとってもらい、美しく撮影する際の参考になっていただけたなら幸いです。