ウィッグアレンジ:ポニーテール編その1

投稿者 : 仔ドラ on

オラオラオラオラオラオラオラオラオラ!(」゚Д゚)「


最近読んで第三部にハマった仔ドラさんですこんにちは(「゚Д゚)「
ちなみにスタンド使いとしてはまだ覚醒してませんが、日に日にウィッグ加工の腕が上がっていることを実感する今日この頃です(´・ω・`)
先週は忙しさで時間を取れず休載させてもらいましたが、今週から週間投稿に戻ろうと思います。
復帰第一弾は、以前からリクエストを貰ってましたがなかなかウィッグが届かなくて後回しになってた、ポニテ加工の技術を二週かけて解説したいと思います(「゚Д゚)「



というわけで、仔ドラさんの個竜的Twitterに匿名希望Pさんからこんな質問が寄せられました。
どうやったらきれいなポニテ作れるか教えて?(´・ω・`)

修行せよ(「゚Д゚)「

まず大前提として、ウィッグできれいなポニテを作るのは練習必須です。結構難しい部類に入ります。
主な理由として、人間の髪は頭皮からまっすぐ生えて重力で下に垂れ下がっている生え方をしていますすが、ウィッグはネットからまっすぐ下に向かって生えています。
そのため、人間の髪のように結い上げるとものすごい勢いでネットが透けてダサくなります(´・ω・`)
なのでネットが透けないようにするためには、相応の技術と知識が必要になるわけです。
とはいえ練習すればできるようになるので、あきらめずに頑張ってください( ゚Д゚)

ウィッグでポニテを作る方法は主に2つあります

・ロングのウィグを結い上げる
・バンスを使う

このうちロングを結い上げる方が難易度が高いので、今回はバンスを使う方法を紹介していこうと思います(「゚Д゚)「

Q.そもそもバンスってなんなん?(´・ω・`)
A.いわゆる付け毛。でっかいヘアクリップで装着するぞ(「゚Д゚)「

というわけで、今回はももプリのB系ウィッグ(ツインテールウィッグ)を改造してポニテにしていこうと思います。

【用意するものはこちら】

・ウィッグ本体(今回は色的に見やすいB10を採用)
・リング型のヘアゴム(1本でもいい)
・ひも状のヘアゴム(使う前にいい長さに切りましょう)
・ヘアピン(記事内では使いませんがあると綺麗になります)
・ダッカールピン
・コーム
・ハサミ二種
・セット用ヘアスプレー(記事内では使わないので写してませんが、あると綺麗に仕上げられます)

まず大前提として、ヘアカットは汚れや傷の原因になるのでスタンドで行いましたが、ヘアセットはウィッグを使うドールに被せた状態でやるほうがおススメです。
これは一度セットしてしまうと手直しが難しいため、ドールに被せた状態で完成形をイメージするための手法です。
また、ヘッド単体でもいいですがある程度の高さで作業する方がセットしやすいので、仔ドラさんはドール本体を使っています(「゚Д゚)「


というわけで、早速実践。
まずはウィッグを加工せずにそのままバンスを装着してみます。

正面からだとそんなに違和感はないですが

横から見ると明らかに着けました感のあるウィッグになってしまっています。
今回はこれを解消するのが目的です(´・ω・`)


まずはどこまでを前髪+もみあげとして残すのかをしっかりイメージしておきます。
記憶するのが苦手な人は、うっかり巻き込まないようにダッカールピンで留めて分離しておきましょう。
残す髪を確保したら、残りの髪をハーフアップでまとめ上げます。

ハーフアップって何ぞ(´・ω・`)
という方は、耳から上の毛を束ねるとイメージしてください( ゚Д゚)

しかし、ここで注意点が一つあります。
それは耳から上の毛をまっすぐ一直線に確保しないこと。
『確保する」ではなく『確保しない」です。ここテストに出ます(´・ω・`)
具体的にどういうことかは写真を交えて解説していきます。

まず真一文字に髪を取るとこんな感じになります。
この取り方をしてしまうと、毛量が多くて束ねる時に物凄く苦労します。
また、下に落ちる毛が少ないのでネットが透けやすくなるというデメリットもあります。

じゃあどうやって取ればええのん(´・ω・`)
黄金の回転を使って弧を描くのだ(「゚Д゚)「

できるわけがないと思った人は、テールを結びたい部分を頂点、耳の上を終着点とした弧を描くイメージを持ってください。

だいたいこの赤線のようなラインで弧を描き、そこから上の毛をすべて確保するような感じです。
これだけだと伝わりにくそうなので、実際にやってみましょう。

後ろから見るとこんな感じです。
取った髪をダッカールピンで逃がしてあるので、黄金の回転のラインが見えやすいと思います( ゚Д゚)

横から見るとこんな感じです。
青線が黄金の回転のライン、赤丸が束ねる予定の毛です( ゚Д゚)
とはいえ、このイメージは説明文だけ読むよりも実践のなかで掴んだほうが分かりやすいと思います(´・ω・`)


さて、束ねる毛を確保したのでいよいよ結びに入るわけですが、一気に束ねようとすると高確率で失敗します。
これは複数の場所から毛を確保しているので毛量が多いことに加え、横の透けや毛の流れも気にしないといけないので見るべきところが多くなりすぎるためです。
なので、ここは欲張らず右か左か、どちらか半分ずつ束ねていきましょう。
ここでの注意点はあとでまとめて解説しますので、一旦端折ります(´・ω・`)
どちらか半分の髪を、だいたいポニテの頂点にしたい場所まで引っ張り、リングゴムでほどけない程度に縛ります。
これは仮留めのようなものなので、あまりがちがちに縛らなくても大丈夫です。
片方が終わったらもう片方も同じようにリングゴムで束ねておくとやりやすくなります。

両方の仮留めが終わったらいよいよ一本に束ねます。
が、仔ドラさんは仮留めの上から縛る方法がいまいちやりにくいので、ここで仮留めのゴムをほどいて作業してます(「゚Д゚)「
この手法は事故のもとなので、皆さんは慣れるまで真似しないでください(´・ω・`)

さて、仔ドラさんは仮留めをほどいてるので手で押さえていますが、両方の仮留めが終わると後ろからはこんな感じに見えます。
一度縛ってしまうと手直しが難しいので、この状態で後頭部がきれいに、満足いくスタイルになっているかよく確認してください。
後ろがOKなら側面も確認します。

側面も同じく、この形が完成形となってしまうので、よくチェックします。
また、この写真のようにどうしても結び目まで届かない髪や束ね損ねて下に落ちてしまう毛がどうしても出てきます。
こういった場合は見えないようにヘアピンで固定したり、コームで綺麗に整えてからヘアスプレーで固めてしまいましょう。
※仔ドラさんはウィッグの管理の関係上、コームだけでごり押してます(´・ω・`)


全体をチェックしてヨシッ!(例の猫)ってやったら仕上げの結びに入ります。
ここの結び目はかなりがちがちに固めておかないと、バンスの重さで緩んだりすることがあるので要注意です。
要注意ですが、普通のリング状のゴムでがちがちにしようとすると、何度も繰り返し毛束を通す必要があり、せっかく束ねた毛の表面がボサボサになってしまいます(´・ω・`)
それを防ぐために、ここではひも状のゴムを使って縛ります。

ひもゴムとか難しそう(´・ω・`)
慣れるとそんなでもないぞ(「゚Д゚)「

まず、ひも状のゴムは1m単位で販売されてるものが多いので、適当な長さに切ります。
短すぎるとあとで困るので、慣れるまでは長めに切っておくと吉です。

束ねたい毛を手で握り、親指でゴムの端を押さえます。
この時のコツは利き手とは逆の手で毛束とゴムを押さえる事です。
逆手で押さえて、利き手でゴムを巻くイメージでやってください。
仔ドラさんは左前脚で押さえてるので、ゴムの余りは外側である左側に流します。

余り側を毛束の下へ通して、人差し指で押さえます。
こうして右側に出てきたゴムを思いっきり強く引っ張って毛束をしっかりと締めながら、毛束の上を通してゴムを左へ流します。
もちろん、しっかり締めたゴムが緩まないように二本の指でしっかり押さえてください。
あとはひたすらこれの繰り返しです(´・ω・`)
ゴムの端が利き手側に来た時にギュッと引っ張って締める→締めたゴムが緩まないように逆手の指でしっかり押さえる。
これを何度か繰り返し、いい感じに縛れたら最後に両端を固結びにします。

固結びにするときも、ゴムをしっかり引っ張ってきつめに結ぶのがコツです。
結び終わったあとに気になるようであれば、余ったゴムを軽くカットすると綺麗に仕上がります。



これでテールベースそのものは完成ですが、襟足が重くなってしまうのでここを最後に少し調整します。
重い髪を軽くするには梳くのが一番ですが、外側の毛を梳いてしまうと表面に短い毛が浮いてきて、ショートカットっぽくなってしまいます。

なので、内側だけを梳いて軽くし、外側は最後に襟足を整える程度のカットに留めておくと綺麗に仕上げる事が出来ます。

襟足を整えたら、写真の矢印のように後頭部の形に添うように後ろ髪を整えてスプレーで固めると、襟足がスッキリして綺麗なテールベースが作れます。
が、管理の関係上ヘアスプレーを使いたくないので、今回の仔ドラさんはこの工程もやってません(「゚Д゚)「



というわけで、最終的にこんな感じになりました。
襟足と側面をスプレーで固めてなくてもこのぐらいの出来栄えにはなるので、しっかり固めてあげればもっと綺麗になります(´・ω・`)

最後にバンスを取り付けて完成!( ゚Д゚)

と言いたいところですが、長すぎて管理が大変なのでバンスそのものもカットしました(「゚Д゚)「



そんなわけで、結構前からリクエストを頂いてた綺麗なポニテの作り方第一弾でした。
バンスを用意する必要はありますが、こちらのやり方の方がお手軽にポニテをつくる事が可能なので仔ドラさんはおススメです(´・ω・`)
また、この手法は身に着けておくと色々な髪型に応用できるので、興味のある方はぜひ練習してみてください。
例えばロングウィッグのもみあげ部分だけを後ろに引っ張って結い上げればお嬢様結びのようなものをつくる事も可能です(「゚Д゚)「
多分求められてたのはロングからのポニテのような気がしますが、あっちの方が難しいので次回にまわそうと思います。


というわけで、次回はロングウィッグからのポニテづくりの予定!(「゚Д゚)「

4件のコメント


  • >モモたんのパパ 様

    動画にしたほうが分かりやすいのは心得てるのですが、いかんせん一人でやりながら撮影とかは無理ゲーなので……(´・ω・`)
    ちなみに、そこそこ安くていいウィッグをお求めなら、スワローテイルかクラッセあたりをおすすめします。
    クラッセは仔ドラさんも愛用してるお店なので間違いありません(「゚Д゚)「

    高海千歌……(ggってきた)(´・ω・`)
    これならサイド三つ編みにするだけだし、ショートウィッグ一個で行けそうかな……(´・ω・`)

    仔ドラ on

  • ゚+。:.゚おぉ(゚O゚ *)ぉぉ゚.:。+゚
    なんかわからないけどずこい!
    動画にして((´∀`
    ))ヶラヶラ
    わたしもいま、先日購入したばかりのほいっぷちゃんを高海千歌と言うアニメキャラにしている最中です。アニメキャラのウィッグで安いと毛量少ないし、高評価のはいい値段するんですよ…ラブライバー魂(「・ω・)「 ガオー
    ポニテ参考にさせて頂きますm(_ _)m

    モモたんのパパ on

  • >夏純 様

    動画化仔ドラさんもしたいんだけどねぇ(´・ω・`)
    撮影と編集に使えるマンパワーが足りなくてなかなか……(´・ω・`)

    仔ドラ on

  • バンスをポン付けしていた私
    モー〇レッドさんのコスプレをさせていたとき、確かに違和感ありました
    そうか~結えば良かったのか~
    というか、もうこの工程というかシリーズ、動画にして欲しいです

    夏純 on

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