メリークリスマス!(「゚Д゚)「
とりあえず時事ネタに乗ってたけどキリシタン仔ドラゴンではない仔ドラさんには無縁のイベントですこんにちは(「゚Д゚)「まぁこの時期はすちーむさんとかをはじめ、各所がセールするので大助かりですが(´・ω・`)
というわけで前回の記事に引き続き、今回もドールの保管方法についていろいろまとめていこうと思います。
前回紹介したものも含めて、環境などに応じて最適なものをチョイスしてください。
さて、前回の記事では4種類の保管方法のうち、吊り保管と寝かせ保管について解説しました。
なので今回は、残りの立ち保管と座り保管の解説を進めていこうと思います。
どっちの保管もやってる人が結構多い印象ですが、正しい方法で保管しないと予期せぬダメージを負うことがあるので注意しましょう。
【立ち保管】おススメ度:☆☆
その名の通り、ドールを立たせて保管する方法です。
ドールの肩幅、体の厚さ(トップバスト、ヒップ)のスペースがあれば保管できるため、省スペースで保管する事に向いています。
寝かせ同様、準備や初期投資はほとんど必要ありませんが、正しい方法を知らないと泣きを見ることになります。
こちらの保管もやり方はとてもシンプルで、ドールの足を肩幅程度に開き、壁や柱に立て掛けるようなイメージで立たせるだけです。

生身の人間とは異なり、ドールは筋肉や体幹でバランスを取る事が出来ません。
そのため、支えなしに直立させるのは不可能ではないけれども非常に難易度が高く、前後に倒れる恐れがあります。
それを防止するために壁や柱を利用します。
また、この方法で保管するためには自立パーツ(内蔵されているものを含む)が必須となります。
必須な理由については別記事に纏めてありますので、そちらをご確認ください。
さて実際に立たせる際には壁や柱に立て掛けるとは言ったものの、ここで寝かしの時と同じ問題が発生します。

人間同様ヒップラインが一番突き出た形をしているため、そのまま立たせると圧がかかり、へこみが発生する危険があります。

なので、立たせの時もヒップのところにクッションなどを挟んで、強い圧がかからないようにカバーしましょう。
※見やすいように机を使用しています
ちなみに、寝かせの時はほぼ全重量が一点集中してしまいましたが、立ち保管の場合それほど強い圧がかからないので、普通のクッションで大丈夫です。
なんなら梱包材として使用されている分厚い発泡スチロールを(いい大きさにカットして)そのまま使用してもOK!( ゚Д゚)
この方法なら初期投資ゼロで保管が可能です。
立たせの場合、ヒップの他に負荷がかかるのが足の裏です。
自立パーツによってある程度の負荷は軽減できるものの、ゼロになるわけではありません。
なので、そのままの状態で長期間立たせて保管すると、足裏に圧がかかり裂けなどの原因となる恐れがあります。
そのため、対策として分厚い靴下やスリッパなどを履かせて、足裏への負荷を分散させてあげましょう。
この方法は負荷の分散になるほか、露出している自立ボルトが畳やフローリングといった床材を傷つけてしまうといった被害も防ぐ事が出来ます。

足裏保護の一番お手軽な方法は、このように梱包材の発泡スチロールを踏ませておくことです。
ヒップの保護同様、初期投資ゼロで保管できるのでおススメです。
また、ブリードの激しいモデルの場合は壁紙などに染みを作ってしまうケースもあります。
もちろんブリードしないように日常的にお手入れするのが一番ですが、どうしても起きてしまうことはあると思います。
でも服を着せておくのは色移りしそうで怖い……(´・ω・`)
という方は、防水シーツ(白)を用意しましょう。Amaz〇nなどで¥2,000ぐらいで買えます( ゚Д゚)
保管時に防水シーツを一枚被せるだけで、ブリードによる住宅への被害を防ぎつつ、埃よけにもなるので一石二鳥です。
【Caution!!】【立ち保管を利用する方は必ずお読みください!】
はい。なんか仰々しく記載しましたが、ここの内容は必ず目を通してください。わりと冗談抜きに被害が頻発、多数の相談を寄せられている案件です。
具体的には『正しい対処法をしていたにもかかわらず足裏(主に踵)が破損してしまった!』という内容です。
その原因がこちら。

撮影用にかなり極端にやりましたが、前に倒れそうで怖い、という心理から後ろに偏った立ち方をさせた状態です。
この記事を読んでいる人は、実際に自分でこの体勢をやってみてください。
……
…………
………………かかといたい(´・ω・`)
つまりそういうことです(「゚Д゚)「
このように後ろに傾けて保管してしまうと、本来まっすぐかかるはずの負荷が斜め方向にかかってしまいます。

こちらは別のモデルですが、後ろに傾けて長期間立たせて保管した結果、このように踵部分の自立ボルトが大きく曲がってしまい、その周辺の素材が裂けてきます。
最悪の場合、足の骨として内蔵しているプレートそのものが変形してしまったり、自立ボルトが折れてしまう危険性があります。
もちろん、倒れないようにするためには重心をある程度後ろに寄せる必要はあります。
ただしやりすぎてしまうとこのような被害が出るので、倒れない範囲で可能な限りまっすぐ立てる必要があります。
こういうと難しく感じるかもしれませんが、慣れると自然とできるようになりますので、最初のうちは立てたら横からチェックして調整しましょう。
【立ち保管まとめ】
・必要物や準備物が少ない
・狭いスペースでも補完できる
・隠しやすいので家族同居や来客の多い方におススメ(特に小型モデル)
・正しい保管方法を知らないと破損の原因になる恐れがある
・じしんこわい
ちなみに、防水シーツで埃と油よけになるという事は書きましたが、簡易的な目隠しにすることもできます。
また、130cm前後の小型モデルであれば、ヘッドを外した状態でキーボードケースなどに収納する事が可能です。
その状態で立たせて保管しておけば、一見キーボードにしか見えない隠し場所が誕生します!( ゚Д゚)
省スペースで保管できるので、クローゼットの隙間などに隠すことはもちろん、こういった保管方法もあるのでぜひお試しください。
というわけで、今回の記事に立ちと座りを纏めるつもりだったわけですが、実際書いてみると結構なボリュームになってしまったので、三部作に分けようと思います(´・ω・`)
ただ仔ドラさんは、たとえ記事の量が増えてしまっても情報をきっちりと伝えることが大事だと思っておりますので、ご理解頂けますと幸いです。
立ち保管についてはいろいろと怖いことも書いたりしましたが、ちゃんとした知識を持っていれば非常に効率的な保管方法でもあります(特に複数体お迎えしてる方)
保管に限ったことではありませんが、情報とはすなわち武器であり防具であり財産です。
仔ドラさんもできる限りいろいろ情報を纏めておりますので、この機会にぜひ他の記事も読んでみてください( ゚∀゚)