視線移動のおはなし

投稿者 : 仔ドラ on

もう何も怖くない――!(「゚Д゚)「

あまりの気持ちの軽さに今なら超級覇王電影弾ぐらい撃てそうな気がする仔ドラさんです(「゚Д゚)「
前回前々回とEVO骨格の解説を行った結果、たくさんのコメントや参考になったとのお言葉をいただきました。ありがとうございます。
ついでに、ももプリの骨格を見たいとの意見もありましたが、残念ながら写真撮影が間に合わなかったので今週は別のネタです(´・ω・`)

とはいえ、この視線移動に関するネタも知っておくとかなり便利なネタなので、ももプリ骨格は来週のお楽しみにしつつ、まずは本記事をご覧ください。



というわけで、今回はラブドールの視線可動に関するお話です。
そもそも視線移動って何ぞやというところから、それぞれの動かし方に至るまで解説していきます。

まず、視線可動に関しては昨今のモデルはほとんどが可能になっているので、可動できませんというモデルの方が珍しいです。
なので、動かないモデルは一回横に置いておいてそのまま忘れ去るとして、動かせるモデルに関してお話ししましょう。
視線可動については、大きく分けて3つのパターンに分類できます。

・TPE式
・シリコン式
・ももプリ式

ももプリもTPEやん(´・ω・`)というツッコミは受け付けません(「゚Д゚)「
これはお迎え済みの方や現物を見た方なら納得いただけると思いますが、ももプリの視線については完全なる別格別物です。
なので、3パターンに分類する事にしました。


・TPE式
というわけで順に解説していきましょう。まず一般的なTPEのアイの構造から。

取り外してみると、このように半球状のアイが入っています。
虹彩部分が出っ張ってるのは、おそらく光を屈折させて、人間の目のような奥行きを出すためだと仔ドラさんは推測してます。
で、肝心のドール本体はどうなってるかというと。

こんな感じに、人間の眼窩と同じように球体状の空間があり、ドールアイが奥へ落ち込みすぎないように綿でカバーされています。

で、昨今のTPEモデルはだいたい視線移動可能と書いてありますが、どうやって動かすのかといえば……。
物理的にアイの位置をずらします(「゚Д゚)「
はい、そんな無理やりな方法です(´・ω・`)
なので、TPEモデルに関しては視線移動可能(稼働機構があるとは言ってない)といった形になります。
やり方は人によって異なりますが、小さく動かす時は眼球に指で触れて動かし、大きく動かす時は眼球を掴む方が多いかなという印象。
しかしどんな方法を用いたとしても、TPEは表面の摩擦係数が高いため思うように動いてくれず、動かなかったり動かしすぎたりしてしまいがちです。
また、頻繁に動かしていると睫毛が取れたりアイラインのメイクが落ちたり、目じりや目頭の裂けに繋がりやすいので注意が必要です。
そのため、視線移動は可能ですがあまり頻繁に動かしたり交換するのはあまりお勧めしません(´・ω・`)


・シリコン式
お次は一般的なシリコンアイの構造を。今回はサンプルとしてSino Dollの眼球を使用しています。

取り外してみるとこのように、四角いパーツの先に眼球パーツが接続されています。

裏側からは内部構造を軽く覗く事が出来ますが、内部にバネがセットされており、表面のアイパーツを固定しています。
ちなみに眼窩の構造はTPEの綿無しバージョンのような感じで、サイズはこの眼球パーツがぴったり収まるようなサイズでした。

では、実際移動やって動かすのかといえば……。
アイの部分を軽く奥に押し込むように力を加えると、スムーズに動かせます。
はい、TPEと違ってシリコンのアイは内部に稼働機構が付いてるので、TPEと違って簡単に動かせます(「゚Д゚)「
また、素材に直接触れないようにカバーされているので、動かしても素材へのダメージがあまりないのも利点です(なお睫毛)
ただし、TPEと違ってアイホールそのものが小さいので、繊細な操作を必要とするかもしれません(´・ω・`)


・ももプリ式
最後はももプリにのみ採用されているアイの構造を解説しましょう。

取り外してみると他とはまるで異なる大型パーツが入っています。

横から見るとわかりやすいですが、一番下の土台にアイパターンが印刷されており、表面がクリアドームになっています。
そのため、外から入った光が内部で屈折し、どの方向から見てもアイパターンが見える構造になっています。
つまりどこから見ても目が合う視線追従システムが搭載されているという事なのだよ!(「゚Д゚)「

ほんまかいな(´・ω・`)
ってツッコまれそうなので、サンプルのムツ子で撮影してみました。

はい。カメラ越しでも上下左右余裕で追従してきます。
なお肉眼で見ると文字通り追従してきますので、お迎え済みやお迎え検討中の方は(お迎え後に)お試しあれ(「゚Д゚)「<ニゲラレナイヨ!

余談ですが、このシステムが搭載されているためかアイパーツの位置はほとんど動かす事が出来ません。
なので、より目にしたり上目遣いにしたいという方は、うちのオリジナルアイカスタムアイをぜひご注文下さい(ダイマ(
ももプリの既存のアイパターンの改造(上目遣いなど)なら通常価格で承りますのでお得ですよ!( ゚∀゚)



という感じで、三者三様の視線可動とアイの構造を解説しましたがいかがでしょうか?(´・ω・`)
ちなみに、仔ドラさん的にはももプリ式アイが一番楽でいいと思います。
既にお迎えしてるオーナー様は経験したことがあると思いますが、ラブドールの視線はほんのわずか。それこそ数度ズレるだけで表情が全く異なったものになります。
利点といえば利点かもしれませんが、写真を撮るときなどに眼の焦点がなかなか合わなかったりと苦戦する事も多々あると思います
その点、ももプリはどんな角度からでも、カメラを向ければ一瞬でカメラ目線になってくれるので、撮影するときなどはとても楽ですね( ゚∀゚)
リアルドールでもうまいこと、表面をクリアドーム式にしたりして出来ないものかしらとか思ったけど、サイズ的な問題とかあるのだろうか……(´・ω・`)

TPE製モデル一覧

シリコン製モデル一覧

ももプリ一覧

という感じで、お迎えしたい方やモデルを見てみたい方は上記URLからどうぞ!( ゚Д゚)
近況としましては、撮影などをメインとする方からもももプリは高い評価を受けている&リアルドール目当てで見学に来たけど、ももプリ見てほしくなる人が多いなど、最近はお迎え率が上がってきてるので、悩んでる方はぜひ一歩踏み出すといいと思います。


みんなももプリ沼に沈んでしまえ(「゚Д゚)「

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